今月の4日大阪のサンケイブリーゼで初日。そして二日目にして早くも千秋楽を東京国際フォーラムで迎えるというもったいない程のショートカットでコンサートは開かれました。
写真はプロのカメラマンさんによるもので舞台に上がってる私たちには初めて観れる照明だったりステージの美術だったり。
去年の「猫森集会」というタイトルが付いたコンサートにはゲストという事で初参戦。
もっとも「猫森集会」というこの長らく続いているコンサート前のライブサポートは再三お話しているように最古メンバーであります。
去年に引き続きという嬉しい限りのお声掛けをして頂き、しかしなかがら今回はコーラスメインで参加させて頂きました。
以前は自分の前にセットでテーブル代わりの鍵盤がないとどうも落ち着かないと感じていたけど、実は結構コーラスに専念となるとなかなかの苦労と技術の至らなさから、今回のような殆どコーラスというポジションは谷山ワールドに合わせたオリジナリティーを発揮出来たかも知れないと思います。
コーラスというのはフロントにより、寄り添い反面惑わされずしかし一歩引き気味を心がけて自分を殺すというのが良い気がします。そう言った意味では元々私はFAを目指した事もお焦がれた事もなくもちや餅屋持ちや持ちやで異なる立場。
自分には天職だと思います。
さて、主役の谷山さんですがまた改めて深く感じる事がありました。
詞曲が自分の作品で自分の唄う為に書く曲、当然それらをステージで表現するという事はもうそこに立ち(谷山さんはピアノの前に座ってますが)歌が上手かろうが多少超えがヒックリ返ろうが一切関係ないんだ!という事です。この表現法は非常に失礼な言葉に受け取られるかも知れないですがソングライターの特色というか強みというかテクニック前に表現力として全てが魅力になるのだと思いました。
しかしながらさすがに40年目の谷山さん、本番に向け着々ノドの調子を上げそこに照準を確実に合わせて来る辺り伊達じゃないな~。
どの曲も奥が深く「よその子」という曲は7~8分あるというMCを何回も聞いてるにも関わらず毎回私は「え~?そんなに長いなんて全く感じないよ」とアホみたいに驚いていました。
素晴らしいセットリストで私も成長させて頂けたと思います。
大阪も東京も完売し、またあらゆる方々から大好評でありました。
来年も大阪と東京でまた叶えば私はどんなにか嬉しい事でありましょうか!
浩子ちゃんありがとうございます。
これからも長生きしてまたパンクな作品を生んで欲しい!目指してね高齢出産。あ、お互いさまか(笑)