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山川恵津子セルフカヴァー第三弾として
「UTOPIA 」が配信リリースされました。
これでこのシリーズは終わり。
終わりというか、実は始まりなのです。
山川恵津子をアーティスト名義としての楽曲、何度も言うけど今年初めて世の中に送り出す事になりました。
正直、このあとの色んな事も計画しながらの配信のペースにしたかったのですが毎月出していくのが良いと。。。
まあ、録り纏めていたのでそれでもいいんだけど。わたしとしてはジワっと行きたかったところではありますが、それだけ後もないということとして捉えましょう。
このあとある程度のスピード感が欲しいですね。急かされているようでもあります。
実はそう思うのは私だけなんですが(笑)
さて、この曲について説明しておきましょう。
ジャンク・フジヤマに昨年書いたのですがアレンジは全く違いキーもテンポも違います。
この手のテンポのもの、まじで手こずる….。
ジャンクに曲のデモとして提出したものもAパートに関してはこれじゃどうにもならないと自分では思っていました。だってただのbossa novaな感じの8ビートだから。
それでOKといえばそうだけど。わたしはダメです。なので相当考えました。
かと言ってこのオーソドックスなベースパターンから敢えて逃れたらなんだか負けな結果になると思いました。
背後には絶えず感じる16beatがあります。ここの工夫が大変だったけど割と上手く出来たので世の中に出す事にしました。
AB 構成でシンプルなのですがそれだけにアレンジが難しい。
間奏ではまた一段と深海へ…または遠く宇宙へ。ここも難しかった。
そして間奏後のBの繰り返し地点からが最も熱いところ。
リピート直前のコードの使い方とそれを支えるベースラインが更に底上げしてくれてウワ〜ッ!となり(ここです!)、最後のBのバックグラウンドのウワモノでエスニックな要素を入れてますがこれが効いてる。ここは聞こえるか聞こえないか程度でこの説明を読んでもわからないのでは、と思いますが宇宙空間的な世界観を示すには大変重要なキャラのものを添えております。
さて、今回のDiaryはこんな専門的な独り言になりましたが、曲はお気に召しましたか。。
作詞が新妻由佳子です。
音と言葉の使い方がとても上手い。
作詞家ならそうなのでは?と思う人もたくさんいるかもしれないけど現実的には歌詞が出来上がってきて、なんかイメージと違うかも?はまあまああります。それは歌詞の内容、ストーリーとはまた違って音のイメージとはちょっと違ってるということ。わかりにくいですがメロディーに乗せる言葉の選び方は独特なのです。
歌詞音痴なわたしですが理屈は要らない、一言ずつの感覚で体感できる…。という素晴らしい歌詞です。
この曲好きな方、かなりマニアだろうと思いますが東北新幹線のCloudy 山川があれから進化して今はこう、って感じだと自分では思います。
あの時代の自分にはこの曲のBのコードの展開はまだ全く考えることが出来なかった。
少しは進化した部分もありそうです!