’21 2月にフルサイズで配信リリースされた「漕ぎ出せショコラティエ〜これって恋ですか?〜」
アナログ盤が11月3日に出ます!!!
アーティストは全く無名で謎なバイリンガルシンガーソングガールSAKUraだ。
実はこの曲、フルサイズ以前に1コーラスで同年1月半ばに、とあるイベントに使用する目的があり動画付きで世に送り出している。歌詞でもわかるようにバレンタインデイに向けて、阪急百貨店梅田本店の催事に出店する渋谷パルコのタイ料理レストランCHONPOOのイメージソングとして作られていた。
制作のドットフレーム高柳景多氏の大真面目な大人の遊び心から生まれたアイディアでオーダーはシティーポップ、シンプルにそれだけだった。その時の模様はこのサイトのダイアリーにも残しているのでお読み頂くと詳細がわかるかと思う。
納品を終えた私はこれで終わらせるにはあまりに惜しいという想いと欲が出てきてせっかくなのでフルサイズで作って配信リリースをしたらどうだろうと持ち掛けてみた。
面白いものを作ろうというこの楽曲に大きく関わる高柳景多氏と作詞を共にしているハニーサックルミュージックの新妻由佳子さん、お二人とも激しく同意して下さり歌詞、楽曲のサイズを膨らませてフルサイズでMV も新たにアーティスト SAKUraのデビュー曲としてリリースするに至ったという経緯がある。
プロモーションのしようが全くなく細々と作家や関わった方数人の SNS での告知しかなかったにも関わらず、コアな音楽ファンの耳に留まり小さいながらも予想以上の反響と高い評価を得られたのには私も驚いた。自分の楽曲に注目して下さる方、またそうではなくこの曲をたまたま聴いて私を認知して下さった方もいらっしゃるだろう。シンガーが謎過ぎ、ストレートで天真爛漫な唄い方が楽曲の本意を正面から伝えたのもあるだろう。
ともあれその後も再生回数を地道に伸ばし続けているこの曲であるが、なんと今年11月3日東洋化成主催レコードの日に7incとしてアナログ盤の発売が決定となる。
ここに至る経緯を掻い摘んで申し上げるとSAKUraのプロモの相談もありジャンクフジヤマくんのプロデューサーである佐々木和弘氏のご提案があって進んだお話というわけだ。
SAKUra は当初この曲のあとの制作活動については全くのノープランでただ歌わされたというしかなかったのだが、大切な成長過程で音楽に対する思いなど様々なことが日々変化して来ると思われる中、音楽を続けたい、また未知数ではあるがパフォーマンスにも興味が湧き、欲も出てきたように見受けている。
きっとこの度のアナログ盤発売が刺激になるのだろうと思うとこの先の活躍が楽しみだ。リアルに近い場所にいて近年ますますその成長を遂げているSAKUraちゃんを見るのは楽しいし自分の勉強になるというものだ。
さて、レコードの内容のお話だが、A面が「漕ぎ出せショコラティエ〜これって恋ですか?〜」は東洋化成の企画に申請するに当たり決定事項でこれがベースになるのだが、それではB面は?ということになる。
現在SAKUraの楽曲としてその他はというと2nd シングル「チャカポン」以外ないのでそうなるか、、、と思ったのだがこれも佐々木さんの提案で昨今のアナログ盤ブームもあるのでA面のRimix はどうだろうという名案が出た。
奇しくもその前日、ボカロPの一人と話ている中で彼が「僕リミックスもやってます」と言ってたのを忘れる訳がなくその話をしたら「それは面白い!」ということでカップリング曲はRimix という事になった。
私のnoteなどにも書いていることだが音楽仲間としての身辺の環境の更新に飽きない私は今年になってまた一段とその幅が広がりボカロ Pたちとの親交も大いにある。
友達として親しくもあるのだがそれはあくまでも音楽を通しているからこそでお互いにリスペクトもあり心を許せるのではないかと思う。
この度白羽の矢が立った袖野あらわくんは日頃とは違う趣きのサウンドに触れたかも知れないが頑張って素晴らしい作品に仕上げてくれた事が非常に嬉しい。
お願いしたからには私も死なば諸共の覚悟なので本当に安心した。
こんなふうに私が思っているとは19歳の彼には想像も付かなかったかと思うが私にとって音楽とは仕事を始めてから今日までずっとそれくらい激しく厳しいガチのものだ。だからこそ良いものも出来るということだろうと思う。
SAKUraちゃんにもお気に入りとなったこのAA sideはテンパリグRimixと高柳景多氏が名前を付けてゴキゲンなナンバーである。
そんな発表と少しの裏話を今回のDiary にしてみました。
楽しみだよね?!!
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