7月2日
緊急事態宣言が解除となってから初めての外での仕事はNHKの番組収録でした。場所はNHKホールです。
番組名は「新 BS 日本のうた」で、私はアレンジャーとしてですがいつもは色々な街での収録のため都内NHK に於いてのサウンドチェック、のようなものにしか行かないのですが、今回は移動を避け、密を避け、という事で渋谷のNHKホールにて無観客で行われました。
演奏者の人数もかなり減らしてブラスセクションもコーラス陣も不在となってしまいました。
広いステージにはたった5人の演奏者。ドラム、ベース、ギター2名、ピアノ。
舞台袖にはアクリル板で仕切られ、そこに指揮者やパーカッション、キーボード・・・。
その一方で、歌い手さんたちは今、コンサートもイベントもなく皆さん仕事ができない状況ですので日頃ならこんな豪華な出演者はそう簡単に集まることないだろうというような顔ぶれ・・・。
でも収録はアーティストごとにバラバラで、撮り終えたら速やかに会場を出るという方法でした。
このようなテレビの音楽番組に携わる機会を持っていたので今回は早々にお仕事が出来ましたが、経済活動を再開すべくそのような社会の動きには取り残されていく音楽業界なのであります。
コンサートやライブハウス活動を主体とされている方々に限らず音楽制作も足踏み状態ですが新しい日常(?)果たして浸透してゆくのだろうか・・・。
私のような個人事業のあり方はそもそも基本的な生活スタイルというのか、今の新しい日常みたいな気がします。ソロ活動、密にならないということもね!
出勤もしない、(行くとこがない笑)オンラインなくして仕事にならないなどなどなど。
やや寂しいNHK 入り口付近。
帰りにはPARCOが閉まっていてナンデ?と思ってたら感染者が出て15時でクローズしたとニュースで知りました。