1982年に日本フォノグラム、出版はYAMAHA MUSIC FOUNDATION よりリリースされた「東北新幹線」とはなんともダサいアーティスト名ですが、鳴海寛と山川 恵津のセルフプロデュースによる一枚だけで終わったユニットです。
アルバムのタイトルだけでも、なんとかこのインパクトある固有名詞のイメージを和らげたいと「THRU TRAFFIC」という横文字にしましたが理由とかなかったか、または忘れてます。
発売当時、天下のYAMAHAから出したにもかかわらず多分3.000枚くらいの実数売上枚数に留まり、その後も伸びることなく品切れで人々にほぼ、知られることもなく時は過ぎて行くのでしたが、当初サンプルでメディア等に配布されたどれかが一部音楽関係者や音楽家に気に入ってもらえたようで、幻の名盤などと言われオークションでは有り得ない高値が付いてたりしました。
2007年には初のCD化となり、限られた枚数ではありましたがまた世の中にカタチとして再登場し、その後も再販を数度繰り返して
今やなくてはならないストリーミングのline upにやっと仲間入りさせて頂けることになりました。
私自身、サブスクと言われるSpotifyやApple MUSICで聴けない、というのはもうほんとに化石になると懸念しておりここ数年、東北新幹線と関わりが深いYAMAHAに直接、または間接的に熱心にお願いし続けて参りました。願いは突然叶い、開始となる6/25の前日にお電話を頂いたのでした。
コロナ禍が続く中静かに熱い知らせでした!
鳴海くんがいたら喜んでくれたと思う。
このアルバムについてはいつかまたお話ししてみたいかな…