１２月２３日 渋谷伝承ホールにて森川美穂ニューアルバム「female」発売記念のコンサートが開催された。セットリストの大方は新譜から。

当然全曲自分でアレンジしたのだから手の内と言っても良いかもしれない。でもレコーディングとライブではまた違ったアプローチが必要になってくる。決してライブ用に新たな手を加えたり、などという野暮なことはしないのですが（笑）できる限りオリジナルのテイストを限られる編成で再現で切れば良い。それが難しいといえばそうなのか？でも無理をすることが私には見苦しいと感じられるのでなるたけ自然に。

今回はドラムが入っていない。サウンドとしては薄くなる傾向。いわゆるシンセ色も敢えて使わない方針で進めている。

個人的には、今回のアルバム以外の彼女のレパートリーから松井五郎氏がチョイスした楽曲でピアノとバイオリオンだけでバックを務めると言う緊張の連続の時間帯があった。

ここでも余裕と、私ならではの雰囲気を醸し出しておかないと！！というわけで久しぶりに曲を毎日聞き込んで時間さえあればおさらいしていました。実を言うとね・・・（笑

練習は裏切らない、どこで聞いたか、でも本当だと思う。

矢面に立つ森川美穂さんには船に乗ってもらって気持ちよく歌ってもらいたい、その一心でした。
この度のメンバーはこの新譜でもがっつり参加してくれたギターの加納良昭さん、バイオリン須磨和声さん、そしてこの一つ前のアルバムでお世話になったベースの河野光男さんパーカッション竹本一匹さんの５人。それにしても森川さんの歌と向き合う姿勢というのはレコーディングという現場だけでは到底知る由もなかったところで、ますますこれからが楽しみな人物です。また一緒にできたらいいな〜〜！！